# 6. 正しい Playbook を書くために
Ansible とは、IT 自動化ツールです。 Ansible を使うと言うことはより多くのシステムを簡単に扱えるようにするということになります。 IT が常に変化するものである以上、Ansible の Playbook もまた常に変化するシステムに対応するべく、加筆修正を加えていくことが欠かせません。
そのために Ansible は Inventory や Roles といった形で分解することができるようなっており、 また、それらを git で管理したりすることができるようになっています。
Playbook が様々な形で分解できると言うことは Playbook を複数人でメンテナンスする事ができるということであり、そのためには統一された書式で記載することが欠かせません。
- でご案内したディレクトリ構造のベストプラクティスもその一つですが Inventory の分け方や変数の記述についても様々な形で記載しています。
これらの書式チェックに有効なansible-lint
を活用するなど、できる限り「動くから良い」ではなく「他の人が使う可能性がある」と言ったことを考慮し、ベストプラクティスに沿った形で Playbook を作成して頂ければと思います。
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